『ファイアーエムブレム 万紫千紅』1部・2部カイ編クリア感想|幼なじみ3人の絆と悩みながら進む主人公が良かった

ゲーム

『ファイアーエムブレム 万紫千紅』の1部・2部をクリアしました。

クリア時間は1部が27時間くらいで2部が4時間くらいでした。

今回は、その中から1部カイ編のストーリーや支援会話について振り返ります。2部戦争編の感想は全体のクリア後に、別記事にまとめる予定です。

ここまで遊んで特に好きになったのは、カイ、ピーテル、ティアラの幼なじみ3人です。仲の良い3人が支え合い、王道のストーリーを歩んでいく姿が良く、物語を進めるほど愛着が湧きました。

序盤はチュートリアルの印象が強く、少し作業感もありましたが、中盤からは自由行動も楽しめるようになり、続きが気になるようになりました。

今回は、1部・2部カイ編までを遊んだ感想を、キャラクターや印象に残った会話を中心に振り返ります。

※この記事には、1部カイ編のストーリーや支援会話のネタバレが含まれます。
※2部戦争編は個人的にカイがでてくるだけでカイが主人公の話だとは思わなかったので今回の感想では省きます。

幼なじみ3人の関係が魅力のカイ編

カイ編で良かったのは、幼なじみ3人の仲の良さを感じながら、王道の物語を楽しめたことです。

昔から一緒に過ごしてきた相手だからこその親しさがあり、3人のやり取りを見ているだけでも楽しかったです。物語の先が気になるのと同時に、この3人がどのように歩んでいくのかを見届けたいと思いました。

特に好きだったのが、ピーテルとカイの支援会話です。ピーテルがカイに対して「お兄ちゃん」をしているように感じられて、微笑ましかったです。

支援会話A

一緒に戦う仲間としてだけでなく、兄弟のような距離の近さが見えることで、2人の関係をより好きになりました。こうした一面を知れるのは、支援会話を見る楽しさだと思います。

これは2部のはじめです

大きな出来事が動く本筋に加えて、身近な相手との会話にも印象に残る場面がある。その積み重ねが、カイ編への愛着につながっていました。

レダ戦前の言葉に感じたティアラの賢さと覚悟

ここまでで特に印象に残っているのは、レダ戦前のティアラの言葉です。

祖父のせいで家族を失い、強い恨みを抱いている人がいることを認めながら、それでも自分は祖父の味方をすると伝えます。

「おじいさまのせいで大切な家族を亡くして強い恨みを抱いた人だって、当然いると思う。そんな人がもし現れたとしても、あたしは絶対におじいさまの味方をするって決めてるの。だって、あたし、おじいさまのことが大好きだし、何より、たった一人の家族なんだから。だから、お父さまを殺されたレダさんがどれだけ悲しくても、同情なんてできないの。」

この言葉に、ティアラが祖父をどれだけ大切にしているのかが表れていました。

祖父は軍師として、当時の自軍を勝たせるために指揮を執っていた人物です。私は、その役割を果たしていたことだけで悪だとは思いませんでした。

ただ、自軍にとって必要な行動であっても、その結果として大切な人を失った側には、悲しみや恨みが残ります。ティアラは大好きな祖父についても、そうした相手側の視点を想像できています。

身内への愛情が強いからといって、都合の悪いことから目をそらしているわけではない。そのうえで祖父の味方をすると決めているところに、賢さと覚悟を感じました。

さらに印象的だったのが、父を殺されたレダに対して「同情なんてできない」と言い切ったところです。

ティアラ自身も軍人だった親を亡くしており、ウルタンドとの支援会話では、その悲しみが語られていました。ただ、両親が亡くなった詳しい経緯は、私が見た範囲では分かりませんでした。しかし、ティアラが誰かを恨んでいる描写も見ていません。

そのため、レダと全く同じ気持ちだとは言えません。それでも、大切な家族を失う悲しみは、ある程度理解できる立場だと思います。

私はこの「同情できない」という言葉を、相手の悲しみを考えたうえで、自分が守る人を決めた発言として受け取りました。

また、カイの思いを迷わせないように、あえてはっきりと言葉にしたようにも感じます。レダの事情を理解できるからこそ揺れてしまうかもしれないカイに、自分の立場を明確に伝えている。そう考えると、ティアラの強さがより印象に残りました。

自分の気持ちだけでなく、言葉を受け取るカイのことまで考えているように感じられて、とても好きになった場面です。

悩みながら前へ進むカイが主人公として良かった

個人的に、悩みながら前へ進んでいく主人公が好きなので、カイはとても良かったです。

迷う姿を見ると、その人が何を大切にしているのか、何を簡単には割り切れないのかが伝わってきます。カイについても、悩んでいる過程があるからこそ、その後の行動に気持ちを重ねやすかったです。

特にティアラの言葉が印象に残ったのも、カイが周囲の言葉を受け止め、考える主人公だったことが大きいと思います。

自分一人で答えを出すだけでなく、仲間に支えられながら進んでいく。その姿が、幼なじみ3人の関係を中心とした物語によく合っていました。

1部・2部を終えて、出来事の結末だけでなく、カイ自身がこれから何を考え、どう成長するのかも見ていきたいと思えました。

序盤の作業感から、中盤以降は続きが楽しみに

一方で、序盤はチュートリアルの印象が強く、少し作業のように感じる時間もありました。

覚えることがあるのは分かりますが、自分で自由に遊んでいるというより、案内に沿って進めている感覚が強かったです。遊び始めてすぐに夢中になった、というわけではありませんでした。

ただ、中盤からは自由行動を楽しめるようになり、ストーリーも面白くなってきました。キャラクターへの愛着が増したこともあり、会話を見たり、物語を進めたりすることが楽しみに変わっていきました。

序盤の印象と、1部・2部をクリアした今の印象には、かなり違いがあります。私の場合は、そのまま進めて良かったと感じています。

最後に

1部・2部カイ編は、幼なじみ3人の仲の良さと、悩みながら前へ進むカイの姿が魅力的でした。

中でもティアラは、相手の恨みを想像する賢さと、大切な家族を守ると決める強さが印象に残っています。レダ戦前の言葉は、ここまで遊んだ中でも特に好きな場面になりました。

まだ作品全体を通しての感想ではありませんが、カイたちに愛着を持ち、この先も見届けたいと思える物語だったので、他主人公3人もクリアして作品全体の結末を見届けたいです。

次はセオドラ編をプレイする予定です。

コメント