ボムバスターズを遊んでみた感想|協力して盛り上がれるボードゲームだった

ボードゲーム

ボードゲームを遊ぶとき、つい勝ち負けがはっきりする対戦型を選びがちだけれど、たまに協力型を遊ぶとまた違った面白さがあります。今回遊んだ「ボムバスターズ」は、まさにそんな協力型ならではの魅力をしっかり味わえる作品でした。タイトルだけ見るとかなり物騒で、常に張り詰めた空気のゲームなのかと思っていたけれど、実際に遊んでみると、ハラハラする緊張感とみんなで相考える楽しさのバランスがとてもよくて、かなり印象に残りました。

また、昨年ドイツ年間ゲーム大賞の大賞を取ってから、購入しようとしていましたが、大賞当初は売り切れていて買えませんでした。しかし、最近友達とボドゲをやる話が上がり思い出して買うことができました。今回はお店で見つけて、私がやりたすぎて激推しして遊びました。

ボムバスターズとは

ボムバスターズは、プレイヤーみんなで協力して爆弾の解除を目指すボードゲームです。基本的には、各自の前に並んだワイヤータイルの情報を手がかりに、仲間のワイヤーの数字や種類を推理しながら、同じものを見つけて切っていくゲームになっています。間違ったワイヤーを切ると起爆装置が進み、さらに赤いワイヤーを切ってしまうと即失敗になるため、ただ相談するだけでなく「この情報で本当に動いていいのか」を慎重に見極める必要があります。2〜5人用、10歳以上、プレイ時間はおよそ30分とされていて、重すぎないのにしっかり緊張感があるのが特徴です。

また、本作はドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)2025の受賞作でもある。この賞はボードゲーム界でも特に知名度の高い賞のひとつで、ボムバスターズは公式サイトでも2025年の受賞作として掲載されています。協力して爆弾を解除するというわかりやすいテーマに、推理と会話の面白さがうまく合わさっている作品として高く評価されたことがうかがえます。

実際に遊んで良かったところ

協力ゲームならではの一体感があった

ボムバスターズを遊んでいてまず良かったのは、やはり協力型ならではの一体感だった。対戦ゲームだと、自分の勝ち筋や相手の動きに集中することが多いけれど、このゲームは全員でひとつの問題に向き合うことになるので、自然と会話が増えます。厳密には会話しすぎるのは良くないゲームかもしれませんが、今回はみんな初めてのプレイだったため、「一か所安牌あるんじゃない?」とか「私が今回悩んでいるということはってことを考えてほしい」みたいなちょっとずるい会話が絶えず、誰か一人だけが目立つのではなく、みんなで考えながらクリアを目指していく感覚がありました。

特に良かったのは、成功したときの嬉しさを全員で共有できるところだと思います。自分ひとりの判断が当たったというより、「みんなで考えた結果うまくいった」という感じが強いので、達成感がかなり大きいです。しかも協力型だからこそ、遊び終わったあとに「あそこ危なかったね」「あの判断がよかった」と自然に感想戦ができるのも楽しかったです。プレイ中だけでなく、終わったあとまで含めて満足感が高いゲームでした。

緊張感がちょうどよくて盛り上がる

このゲームの大きな魅力は、やはりタイトルどおりのハラハラ感にあると思う。ただ、必要以上に重たいわけではなく、あくまで「ちょうどよく盛り上がる緊張感」になっているのがとても良かったです。常に少し不安がつきまとっていて、「本当に今それで大丈夫?」という空気があるからこそ、ひとつひとつの判断に意味が出てきます。ただ順番に処理していくだけではなく、毎回少しずつドキドキする場面があるので、最後まで集中が切れにくいです。

しかも、その緊張感があるからこそ、うまくいったときの気持ちよさが大きい。安全だと思っていた選択が実は際どかったり、逆に危なそうに見えた選択が突破口になったりして、毎回小さなドラマが生まれる感じがありました。見ている側も「本当に今そこ行って大丈夫?」と自然に引き込まれるので、卓全体で盛り上がりやすいです。派手すぎないのにしっかりテンションが上がる、ちょうどいいスリルのあるボードゲームだと感じました。

拡張性のあるミッション

ボムバスターズを遊んでいて良いと思ったのは、1回遊んで終わりではなく、まだまだ違うルール遊べるところです。今回はチュートリアル寄りのミッション#1、#6、#8を遊びましたが、こちらは多少難易度が上がる感じでしたが、本作は、ミッションが66個あり、他のミッションを見てみると今回のルールでは使っていないものを使うミッションがあり、ミッションごとに考え方や緊張感に変化がありそうで、またやりたいと思う作りになっていました。

特にこういう協力型のボードゲームは、面白くても同じ人と数回遊ぶと流れや定石が見えてしまうこともありますが、ボムバスターズはミッションが用意されていることで、まだまだ新しい気持ちで遊べそうなのが良かったです。今回はまだ一部しか触れられていないけれど、それでも十分に盛り上がれたし、逆に言えばまだ遊んでいないミッションが残っているぶん、今後の楽しみも大きいと感じました。単発で楽しいだけではなく、繰り返し遊ぶ理由がしっかりある作品だと思います。

ボムバスターズはこんな人におすすめ

ボムバスターズは、みんなでわいわい相談しながら遊ぶのが好きな人にかなり合っていると思います。勝ち負けを競うというより、全員でひとつの目標に向かって進みたい人には特におすすめしやすいです。また、協力型ゲームが好きな人はもちろん、普段あまり協力型を遊ばない人でも入りやすい作品だと感じました。ゲームの空気に入り込みやすいので、初めてのメンバーやボードゲーム自体の経験が少ない方とでも盛り上がりやすそう作品だと思いました。

しっかり考える場面はありつつも、重すぎるわけではないので、「ちゃんとゲームとして面白いけど、空気も楽しい作品を遊びたい」というときにもぴったりだと思います。緊張感と達成感、そして会話の楽しさがきれいにまとまっていて、協力型ボードゲームの魅力を味わいやすい一作でした。

最後に

今回実際に遊んでみて、ボムバスターズはただハラハラするだけのゲームではなく、みんなで相談しながら少しずつ状況を切り抜けていく過程が楽しいボードゲームだと感じでした。協力型らしい一体感があり、うまくいったときの達成感も大きく、うまくいかなくても遊び終わったあとまで自然と感想を言い合いたくなる作品です。卓の空気を温めつつ、しっかりゲームとしても面白い作品を探しているときには、かなり相性のいい一作です。

派手すぎず、それでいてきちんと印象に残る緊張感があり、みんなで遊んだ記憶そのものが楽しいものになりました。ボードゲーム会で「次は何を遊ぼうか」となったとき、また候補に入れたくなる、そんな作品です。

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