※この記事では、劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の内容に少し触れています。犯人や結末の核心には触れませんが、完全に初見で楽しみたい方はご注意ください。
初めに
劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』を見てきました。
毎年コナン映画は「今年は誰がメインになるのか」「どんなアクションを見せてくれるのか」が楽しみですが、今回はタイトル通り、ハイウェイやバイクアクションがかなり印象に残る作品でした。
そして何より、萩原千速さんがとにかくかっこいいです。
個人的には、今回の映画は「事件を追うコナン映画」でありつつ、「千速さんの魅力を大画面で浴びる映画」でもあったと思います。
『ハイウェイの堕天使』とは
今作は、横浜・みなとみらいで開催されるバイクイベントをきっかけに、謎の黒いバイクが絡む事件が展開していく物語です。
白バイ「エンジェル」と、それに酷似した黒いバイク「ルシファー」。
この対比がかなり分かりやすく、タイトルの「堕天使」という言葉にもつながっていて、最初から最後までバイクを中心にした映画としてまとまっていました。
コナン映画といえば、爆発、推理、アクション、人間ドラマが大きな魅力ですが、今回はそこに「スピード感」がかなり強く乗っていた印象です。ハイウェイを疾走するシーンは、映画館の大きなスクリーンで見ると迫力があり、音響も含めてかなり気持ちよかったです。
良かったところ
千速さんが本当にかっこいい
今回一番印象に残ったのは、やはり萩原千速さんです。
もともと原作やアニメで登場した時から、落ち着いた雰囲気と強さを持ったキャラクターだと思っていましたが、映画でメイン級に動くと魅力がさらに増していました。
白バイ隊員としての技術、冷静な判断力、そして過去に対する想い。
ただ強いだけではなく、背負っているものがあるからこそ、走る姿に重みがありました。
特に、弟である萩原研二や松田陣平とのつながりが見える場面は、警察学校組が好きな人にはかなり刺さると思います。過去の回想が入ることで、千速さんがただ事件を追っているだけではなく、いろいろな記憶や感情を抱えながら前に進んでいることが伝わってきました。
バイクアクションの迫力がすごい
今作の見どころとして外せないのが、バイクアクションです。
車や列車、飛行機など、これまでのコナン映画でもいろいろな乗り物アクションがありましたが、今回はバイクならではのスピード感と危うさがありました。
道路を縫うように走るシーンや、追跡の緊張感はかなり見応えがあります。
「そんな動きできるの!?」と思う場面もありますが、それも含めて劇場版コナンらしい派手さでした。
現実的かどうかよりも、映画としての気持ちよさが優先されていて、個人的にはかなり楽しめました。やっぱりコナン映画は、多少無茶なくらいのアクションがある方がワクワクします。
世良真純の存在感も良かった
今回はバイク好きという点もあって、世良真純の出番が自然に物語へ絡んでいたのも良かったです。
世良はもともと行動力があり、コナンとも近い距離で動けるキャラクターなので、今回のようなスピード感のある事件との相性が良かったと思います。
コナンも世良がいると動きやすくなるので、見ていてテンポが良く飽きませんでした。推理面だけでなく、現場で動くキャラクターが多いことで、事件がどんどん進んでいく感じもありました。
少しネタバレありの感想
今作は、事件そのものの真相よりも、「千速さんが何を背負って走っているのか」という部分に感情が乗っていたように感じました。
もちろん推理パートもありますが、個人的には犯人はわかりきっていたので、キャラクター同士の過去や想いのつながりを楽しむ映画という印象です。
特に、萩原研二と松田陣平を思い出させる場面は、良かったです。
直接的に長く語りすぎるわけではないのに、ファンなら「ああ……」となる見せ方で、千速さんの表情や行動にも説得力が出ていました。
また、黒いバイク「ルシファー」という存在も、単なる敵側の乗り物ではなく、白い「エンジェル」と対になることで、作品全体のテーマを分かりやすくしていたと思います。光と影、過去と現在、守るために走る人と壊すために走る人。そういう対比が、かなり映画らしくまとまっていました。
映画の最後にはSNS投稿用の画像を配布していました。映画館の中でスマホのカメラでQRコードを読み込むように指示があり、なんだか悪いことをしている気分にもなりました。

このように見た日と見た回数がでるようになっていて面白い試みだと思いました。
気になったところ
少し気になった点を挙げるなら、アクションの勢いが強いぶん、事件の細かい部分はやや駆け足に感じるところもありました。
「もう少しこの人物の背景を見たかった」と思う部分もあります。
ただ、劇場版コナンとしてはテンポの良さも大事なので、重くしすぎず、最後まで一気に走り抜ける作品としてはちょうど良かったのかもしれません。
最後に
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は、バイクアクションの迫力と、萩原千速さんのかっこよさがしっかり楽しめる映画でした。推理要素を期待している人には刺さらないかもしれませんがバイクアクションを見たい人は楽しめます!
特に、警察学校組が好きな人、萩原研二や松田陣平との関係性が好きな人、そして千速さんが気になっている人にはおすすめです。
映画館で見るハイウェイアクションは迫力があり、音とスピード感だけでもかなり満足感がありました。今年のコナン映画も、しっかり「映画館で見てよかった」と思える作品でした。



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